
遊覧船かすみ丸は、昭和24年に創業した観光用の遊覧船で67年間の操業して、2019年の11月30日に操業を終えました。かすみ丸は、国立公園や名勝香住海岸や山陰海岸ジオパークなどの周辺施設の看板を背負ってきた遊覧船で、観光客だけでなく地元の住民からも愛されてきました。
かすみ丸の操業者は、イカ釣り漁船の船長で、始めそのイカ釣り船にゴザや日よけを付けて観光船を始めました。始めは少なかった観光客の数が増加して、イカ釣り漁船では手狭になったため、28人乗りの遊覧船かすみ丸が誕生しました。その後舟を一回り大きくしたり、観光コースの数を増やして、周辺の観光産業には無くてはならない遊覧船になって行きました。
その後創業者が引退して、その娘の3姉妹が受け継いで2019年11月30日まで操業が続きました。そして遊覧船かすみ丸の3姉妹は、船長として各種メディアで話題になり、映画やドラマなどにもなりました。

遊覧船かすみ丸のコースで通過した、周辺情報やみどころの観光スポットを以下に紹介します。
この遊覧船かすみ丸を始めるきっかけになったスポットには、香住海岸の側にある釣鐘洞門です。かすみ丸が小型の遊覧船とはいえ、東側の入り口から入り、西側の出口からでるのはかなりの技術が必要で、乗っている観光客も波が高い日だとぶつかりそうになって絶叫が鳴り響いてました。
釣鐘洞門の名前の由来は、洞窟内がお寺の釣鐘状に見えるからつきました。釣鐘洞門内では、2つの入り口から太陽の光が差し込んできて、海面が青色になって綺麗だと評判の観光スポットです。それ以外にも同じような洞窟で五色洞門もあり、こちらの洞窟は薄暗い青ではなく、洞窟の天井の穴から差し込む太陽光の加減で5色に輝いて綺麗です。
遊覧船かすみ丸の周遊コースで、特にこの釣鐘洞門と五色洞門の2つの洞窟が外せない人気スポットでした。他にも香住海岸には、自然に出来た変わった形の岩が沢山あり、見どころスポットとなってました。まるでカエルが座っているような形をしたかえる島や、ワニの形をした巨大なワニ岩や、牛の形をした牛島などの生き物系の岩も見どころです。
恋人や新婚夫婦に人気が合ったのが、ハートマークの形をしたハート岩でカップルに人気のあるスポットです。また人の横顔にそっくりな形をした、鷹の巣島などもあり見どころが満載の海岸線が香住海岸全体に続いてます。これらの海岸の景色を撮影したパネルが、山陰海岸ジオパークに行くと全て展示されています。
以前かすみ丸のクルーズに行かせてもらい家族みんなでとても楽しい時間を過ごせました!このサイトは近隣情報もとてもたくさん掲載されていて一番お世話になりました!また近隣に旅行に行く際はぜひここで紹介されているところを訪れたいです。ありがとう!
織田 司 ( 40代 自身のサイト:baccaratjapan.jp)