白石島は瀬戸内海の国立公園笠岡諸島に浮かぶ島で、人口は2010年現在580人、周囲は12キロです。海と山に囲まれた自然豊かな美しい島と言えるでしょう。この島で行われている白石踊りは、国の重要無形文化財にも指定されています。白石島海水浴場音は、岡山県の中でも三大海水浴場の一つと言われていて、白い美しい砂浜が延々と続く立地が特徴です。海水浴のシーズになると、多くの海水浴客が訪れています。このあたりには旅館や民宿なども集中していて、便利に利用することができます。数年前までは、この島ではカブトガニが生息していました。また彼のオートバイ彼女の島とよばれる片岡義男さんの小説の舞台になったことも、記憶に新しいことでしょう。島の西側は石材の発掘場所が多く道路も整備されています。
岡山県の中でも三大海水浴場の一つとして親しまれている白石島海水浴場は、真っ白な砂浜が約500m続く海岸景観が特徴です。岡山や広島方面だけではなく、関西方面からも学生や家族連れ、カップルなどが数多く訪れ非常ににぎわっています。目の前には今子浦の無人島などが横たわり、瀬戸内の風景を作り出しているといえるでしょう。内海の穏やかな波で、小さな楽園のような風景を感じることができます。学校では海遊学校なども盛んにおこなわれていて、多くの学生の思い出の場にもなっていることでしょう。
白石島には海洋センターと呼ばれるものが存在しています。これは体育館、プール、運動場などが備わった多目的施設のことで、年間を通じ、だれもが気軽に利用できる施設です。学生の合宿のベストステージで、体育館やグラウンド、プールまで完備されています。広場ではキャンプファイヤーもできるので、夏合宿の場としても多く利用されている場所です。個人の体育館の利用も可能であり、1時間につき50円、プールの利用も80円とリーズナブルに利用することができます。
この島の白石踊りは、国の重要無形文化財に指定されています。源平水島合戦で戦死した武者たちを弔うためにはじめられた踊りで、8月14日から16日まで盆踊りとしておどられているものです。白石中学校にはこの踊りを伝承するクラブもあり、地元のみならず福祉施設を訪問したり、さまざまな大会に参加するなど、白石踊りを披露し交流を深めています。
そしてこの島にはハイキングコースもあります。瀬戸内海の美しい景観を手軽に楽しむことができるハイキングコースで、遊歩道には手作りの柵も取り付けられています。きれいな植物も植えられていて、春にはお花見も楽しむことができるでしょう。