兵庫県の最北端にある道の駅が、あまるべです。2012年にできた比較的歴史の新しい施設ですが、お土産や食事、景色など、様々なインフォメーションや魅力があるため、是非とも訪問したい施設と言えるでしょう。あまるべに到着し早速上を見上げてみると、余部鉄橋が見えます。間近で見るとすごい高さであることがわかるでしょう。余部鉄橋は空の駅とも呼ばれている駅の中でも変わった場所で、ここからは絶景を望むことができます。あまるべは質素な雰囲気があるかもしれませんが、ここにはたくさんのお宝があります。施設の中に入ってみると余部鉄橋の模型があります。この模型は実に精巧に出来ていて、電車を通る線路をたくさんの柱で支えていることがわかります。

一つ目の魅力に挙げられることはやはりお土産です。他には置いていないようなレアな商品が数多くあります。すぐそばに日本海があるということもあり、カレイの一夜干しが干されているのを見ることができるでしょう。近くに行くと磯の匂いもして、食欲をそそられます。その他にも魚介系が中心となり豊富です。また鳥取が近いということもあり、鳥取産の品種のイチゴも販売されています。また面白いお土産にあげられるものが、旧余部鉄橋の破片の一部です。びっくりすることにかなりの高い値段で販売されています。記念に欲しいと思う人もいることでしょう。高いものでは6000円もの値段が付いていて、結構な重さが感じられます。そして二つ目の魅力が食事です。あまるべでは日本海で獲れた美味しい魚料理をはじめとし、美味しい料理を味わうことができます。メニューは様々ですが、その中でもオススメとされているものが余部鉄橋御前、余部魚菜店定食と呼ばれるものです。食事処には木でできた机と椅子が並んでいて、とても雰囲気の良いところです。魚菜天丼は魚の身が締まりカラッと揚げられているため、香ばしさが感じられます。卵のしつこさを野菜が消化してくれるので、食べやすいことでしょう。値段も700円と安いのにも関わらずボリュームがあるのも魅力です。そして魚の天ぷらが入ったそばも、あっさりしたものを食べたいという人にはお勧めです。おすすめの余部鉄橋定食は1500円で、様々な小鉢が付いているのが特徴です。カニの身が入ったちらし寿司で、この定食だけ限定の余部鉄橋の記念カードも付いてきます。そして三つ目の魅力は施設周辺の空の駅余部の絶景です。徒歩10分ほどの場所に空の駅余部があり、船小屋もあります。ここからの絶景は見事なものです。ロケーションも抜群で観光にはぜひとも取り入れたいところです。